#この本は良いぞ
#この本はいいぞ エイミー・ベンダーの小説『わがまななやつら』
小説でいちばん好き。短編集です。エイミー・ベンダー好きすぎてロサンゼルス行ったときに南カルフォルニア大学の講義に潜ろうとしたことがある。なんらかの理論なり理屈なりで書いているんだろうけど、感覚的に書いてるようにしか思えない。個人的には6話目の『マザーファッカー』がおすすめ。タイトルは変だけどとてもよい話。というか、各話のタイトルの付け方が素敵すぎる。
#この本はいいぞ グレゴリー・ベイトソンの『精神と自然』
研究っていいなと思った原点。友人と酔っ払ってこの本を朗読しながら新年を迎えたことがある。正直、いまだにすべては理解できない。この本によって、生態系という概念が大好きになった。今後も何かをanalogicalに捉えようとするときはだいたい生態系で考える。「カニの構造は繰り返しに富み、リズミカルである。そこには音楽のような、変化を伴った繰り返しがある」という文章は学問書のなかでいちばん好き。美しすぎる。
#この本はいいぞ エイモス・チュツオーラ『やし酒飲み』
もうなんと説明していいかわからない。よくある小説の展開に飽きたら読めばいい本。ガルシア・マルケスが好きな人なら楽しく読めるの。旅行する気分で読めばいいと思う。「わたしは、十になった子供の頃から、やし酒飲みだった」という書き出しがまず最高すぎ。
#この本はいいぞ