研究メモ
"想像力は現実世界の出来事の内的シミュレーションであり"…と表現できるのであれば、発想 は「一瞬の時間まで圧縮された内的シミュレーション」と表現できるのではないか
https://neurosciencenews.com/imagination-reality-10320/
"実際には起こらなかった行動や出来事を繰り返し想像することは、特に想像された出来事が既存の知識と一致している場合には、それらが現実に起こったかのように誤って記憶されることにつながる" とあるなら、既存の知識と結びつかない場合は?
"現実世界には脳が完全に表現できるものはないが、「十分に」近似したものがあれば、人は自分の環境を予測し、ナビゲートすることができる。想像力とは、自分の環境に関する情報をシミュレーションし、再構成することで、予測を改善し、リスクを軽減して学習するためのプロセスである。"
VR/AR/Artificial fake とは、「十分に」近似したもの?
"想像力は現実世界の出来事の内的シミュレーション"ならば、"非現実世界の出来事の内的シミュレーション"は空想? 英語だとfantasize?
まさか「想像する」と「空想する」を分けることになるとは思ってなかった
日本語だと「夢想する」のほうがわかりやすいか
「現実としての非現実世界」を扱う点においては変わらないはず
"想像力は現実世界の出来事の内的シミュレーション" であるなら、非現実世界を扱う場合、「現実世界として(unreal world as reality)」、想像力のプロセスにねじ込んで処理することは可能なはず
「見立て」という表現になるんだろうけども
見立てる能力は脳のどの部分かも気になる
例えば、仏壇を拝む とか 盆は砂浜でかがり火を焚いてご先祖様の目印にする とかは自覚/無自覚の差はあるとしても「現実として非現実世界の出来事を扱う」ということではあると思うし
たしかに儀式的なのと相性がよいし茶道で見立ての単語が出てくるのも理解できるかも
だから近似でいえば「偽物を本物として扱う」脳の機能ってどこ? ってことだよなたぶん
というか、それってゲームで遊んでる時とそこまで変わらないのでは?
「想像力が現実世界の出来事の内的シミュレーションである」なら、という文脈をふまえると面白いなここの文章 >> "休息中のマウスが迷路課題において、過去の行動を「リプレイ」し、未来の行動を「プリプレイ」することを実証しています。"
シミュレーションという概念(object)は、メソッドとしてReplayとPreplayを持つことができるということなのかな
文章中の文脈だと、Preplayはシミュレーションという意味をとれそうだけど(予行演習的な)、Replayは回想とか想起とかのほうが表現としてふさわしそう復習でもいいけど